Spectator vol.49 / 自然って何だろうか
いつ読んでも、何度読んでも深まるばかり。1999年に創刊した『スペクテーター』は、エディトリアル・デパートメントが年3回刊行するカルチャーマガジン。ひとつのテーマをじっくりとひも解いてくれる。
特集「自然って何だろうか」
■まんが 人は自然をどうみてきたか?
作画/関根美有 原作/赤田祐一
第1章 キリスト教の自然観
第2章 楽園をきりひらいた人たち
第3章 ロマン主義者の自然観
第4章 自然保護のはじまり
第5章 生物多様性のめざめ
第6章 サイレント・スプリング
第7章 ピープルズ・パーク事件
第8章 エコロジー運動の夜明け
■『地球の論点』とエコモダニズム
構成・文/桜井通開 挿画/川勝徳重
・地球の論点と自然観の変遷ーーーこの本をいま、再読する理由
・まず『WEC』と『WED』を比較してみた
・『地球の論点』を読む(都市は「グリーン」である/原子力は「グリーン」である/遺伝子工学は「グリーン」である/ジオエンジニアリングは「おそらく必要」である)
・「エコモダニズム」とはなにか?
・エコモダニズム・ブックガイド(『宇宙船地球号操縦マニュアル』『「自然」という幻想』『バイオパンク』『地球を「売り物」にする人たち』『DRAWDOWN ドローダウン』 『合成テクノロジーが世界をつくり変える』『MORE from LESS モア・フロム・レス』『ノヴァセン』『LIFE CHANGING』『絶滅動物は甦らせるべきか?』『フードテック革命』 『気候を操作する』『地球の未来のため僕が決断したこと』『グリーン・ジャイアント』『5000日後の世界』)
■ロングインタビュー 三人に聞く わたしの自然観
取材・構成/鴇田義晴、赤田祐一(編集部) イラストレーション/ひさうちみちお
・内山節氏に聞く―――哲学者と考えた 自然と人間の関係
・坂田昌子に聞く―――ネイチャーガイドから教わった「生物多様性」の意味
・能勢伊勢雄に聞く―――ライブハウス・オーナーに聞く「自然をどうとらえるべきか」
- 発行:有限会社エディトリアル・デパートメント
- 発売:2021年12月30日
- 176ページ
Spectator vol.49 / 自然って何だろうか
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