俳句は入門できる / 長嶋有
¥869
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俳句やラッパーはイメージで語られることが多い。本書はそんな俳句のイメージを丁寧に拭い去ってくれる。いわゆる「入門書」ではないが、「入門してみようかなぁ」という気になれるはず。実際にLIKE THIS SHOP店主smallestとデザイナーの加藤弾が著者の主催していた俳句同人「傍点」に入門し、一緒にブーメランを投げたりタッグマッチを経験している。「なんのこと?」と思ったあなた、ぜひ。
LIKE THISで運営していたLIKE THIS MAGにてブルボン小林名義で連載していた『俳句ホニャララ』が加筆、改稿され書籍化。 季語や切れ字ではない、俳句の世界の不思議さや、独自の「面白がり方」を無手勝流に語った、読み物としても楽しめるエッセイ集。
目次
はじめに
■第1章 俳句は1人でできる
・俳号の話
・俳句は「日本語」であって「和」のものではない
・ 一切
・等
・分からなくってよい
■第2章 俳句は他人とできる
・「NHK俳句」の話
・たった五七五の冴えたやりかた
・ブーメラン句会
・トーナメント!
・凧揚げ句会
・星が重なるということ
・ゼロスペース
■第3章 俳句は行使できる
・嫌いな季語
・俳句は行使するもの(前編)
・あのとき生きたかったもののすべて(俳句は行使するもの〈後編〉)
・袋回し(超・短時間俳句法)
■第4章 どこまで俳句にできるか
・俳句は暗記できない
・切れてる/切れてない
・青い顔のメール(俳句で「ペイする」ということ)
・今の俳句の世界に足りないもの
・どこまで俳句にできるか
・この世に傍点をふるうように
長めのあとがき
- 発行:朝日新聞出版
- 著者:長嶋有
- 挿絵:大橋裕之
- 新書サイズ 216ページ
- 発売日:2019年12月13日
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