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Column

Dreamers'23

Dreamers'23

数年前、インターネット上に出回った、ジョンとゲバラが向かい合いギターを弾く写真。初めて目にした瞬間、こんな写真が存在していたなんて!と素直に驚いた。しかし次に感じたのが、こんなセンセーショナルなワンシーンをどうして今まで知らずにいたんだろう…という違和感。それもそのはず、この2人が実際に出会っていたとしたら、ジョンはもっとずっと若いはずで年代が合わない。調べてみると、全く同じ空間で全く同じジョンが、顔だけ違う別の人物と向かい合ってあっている写真がすぐに見つかった。つまり、どこかの誰かが、元々あった写真にゲバラの顔を合成したコラージュだったのだ。しかし、残念ではなかった。むしろ、クリエイティブで面白いと思った。安っぽいマッシュアップにも思えなかった。さらに「Imagine」の歌詞さながらに、それが言葉や国境を超え広まっていることも痛快だった。作者が不明のまま、思想や気持ちが先に立っている。正真正銘のアートだと思った。平和と革命の象徴が向かい合って音楽を奏でながら、血を流さない平和的な革命について語らっている。そんなメッセージを僕は受け取った。 受け取ったからには、その流れを止めるべきではない、Tシャツにしてこのメッセージを広めたいと思った。絵描きの源太くんにお願いして、アクリル画を描き起こしてもらった。源太くんの絵は、ソウルフルでコンシャス、そして、ポジティブで力強い。仕上がった絵は想像以上に素晴らしく、コラージュで切り貼りされていたジョンとゲバラが、しっかりと同じ空間に存在しているように感じた。ちなみに原画はリリース初日にSOLD OUTに。やはり源太くんの絵力はハンパなかった。 最初のリリースから3年が経ち、Tシャツの再販を希望する声を方々からいただいていたこともあり、今回、原画とはひと味違ったカラーリングでポスターとTシャツをリイシューすることにした。ポスターは味わいのあるリソグラフ印刷で。特有の濃淡がいい感じだ。都内の某スタジオで立ち会いながら、余白は均等にしてほしいという細かい要望にも答えてくれた。それを釧路の源太くんのもとに送り、一枚一枚直筆のサインを入れてもらった。Tシャツのプリントは、信頼のおける「TURTLE ECHOES INC.」へ。リソグラフで出力したポスターを持ち込み、数回で納得のいく色に仕上げてくれた。おかげでどちらもよい仕上がりになった。お届けするのが楽しみでならない。 『PEACE WEEK ACTION』 広島、長崎への原爆投下、終戦記念日、日本人にとって最も平和について考えさせられる8月のこの時期をPEACE WEEK とし、小さいながら一歩ずつアクションしていきたいと考えています。 また、今回はさらに意味のある企画にすべく、音楽を通して国際的な平和支援をしている団体への寄付金1,000円を価格に含むことにしました。アートや音楽を通じて受け取ったGOOD VIBESをその先へ繋いでいくことが大切だと考えています。格差や不平等、戦争や紛争、限りある資源、灼熱化する気候…問題はさまざまですが、誰もが安心して生活できる未来をささやかながら願っています。 > Poster - Dreamers'23 > R.O.C. Tee - Dreamers'23 > R.O.C. Long Sleeve - Dreamers'23

桑の実染め

桑の実染め

畑へと続く道の脇に自生する桑の木。4月頃から実をつけ始めてから、順々に熟し始めるのが5月頃。夏〜秋に収穫する作物の種まきや苗の植え付けの季節で、ヨモギを摘んだり、ドクダミを引っこ抜いたり、野良仕事のハイシーズンでもある。24節気でいうところの「小満」。 24節気は、中国から伝わった暦で、1年を12の「節気」と12の「中気」に分け、それぞれ名前がつけられている。二十四気ともいうらしく、日本では、中国との季節や気候のギャップを「土用」などの雑節で補いながら愛用されたきたそうだ。wiki曰く"新暦における日付とは異なるわずかな季節の変化、すなわち微妙な季節感を感じ取ることが出来る"。なるほど。そんな気がする。そして、江戸の後期に書かれた暦の解説書「暦便覧」では、小満はこう記されている。 "万物(ばんぶつ) 盈満(えいまん)すれば、草木枝葉繁る"盈満:物事が満ち足りること。欠けたところがないこと。また、そのさま。 満ち足りていることが大満ではなく小満なのが禅的というかドープというか、とてもシブい。ともかく、そんな季節だからそりゃ忙しくなるわけだ。   食べられるもので染めるのはもったないポリシーがあるので、熟し切る前のハリがある美味しそうな実は、子供らのおやつや桑の実シロップに。ボトボト落ちてくる桑の実をコツコツ拾い集め、染料にしています。 季節ものにつき、数に限りがございますのでご興味ある方はお早めにm(_ _)m > Mulberry Dye > R.O.C. Mulberry Dye Tee > R.O.C.Mul.D. Pocket Tee  

Localize It -未来は僕らの手の中-

Localize It -未来は僕らの手の中-

冬の間眠っていた生きものたちが目覚め出し、活動を始めるのが春分の頃。畑では種蒔きのシーズンが始まる。 竹製堆肥置き場ではカブトムシの幼虫が土づくりを手伝ってくれている。幼虫にとっては食べ放題のオーガニックレストランといったところか。 5月に入ってから用意しておいた畝にコットンの種を蒔き、その合間に少し遅れて落花生の種を蒔く。マメ科の植物は土に住む細菌と共生し空気中の窒素から栄養を作ってくれるらしい。 畑への通り道に自生する桑の実をおやつにする。畑には色んな虫たちが集まってくる。やたら虫に詳しい息子に虫の名前や生態、レア度を聞いているうちに親しみが湧いてくる。 なぜカマキリが子どもたちから人気があるかというと、目が合うからだ。カマキリが可愛く思えるようになって気づいた。 農薬も肥料も使わずにコットンを育てる上で、やる事は大きく2つ。猛烈に生えてくる色んな草を刈って日当たりと風通しを良くする事と、 調子が悪そうな株をひたすら観察して原因を探る事。 コットンとは別の畝で育てている大豆にカメムシが集っている。放っておくと全滅しそうだ。大豆がやや密集している気もするし、土が肥え過ぎているせいかもしれない。土中の過剰な養分を吸い上げた作物は虫を呼ぶらしい。麦を蒔けば土をデトックスしてくれる、っていうのはそういう事か。 聞いた話や見た話と自分の体感が繋がってくるこの観察遊びがとても面白い。鎌を持ってなるべく土に近い距離で草刈りをしていると、 そこを住処にしていた虫たちとの距離がぐっと近づく。刈った草の下に地グモやカナヘビが隠れていたり、オンブバッタが木陰ならぬ葉影で猛暑をしのいでいたりする。やっぱり虫も暑いんだね。 草を刈って風通しを良くしたコットン畑が森のように見えてくる秋分の少し前。天敵の蚊が減って子どもたちには虫探し放題のワンダーランドと成る。コットンの丸々と太った実が弾け始める。熟す前の実をカメムシが美味しそうに吸っている。ストローを挿してココナッツジュースを飲んでるみたいだ。ちょっとくらいならいいか、と思えてくる。 弾けたコットンの実が風に晒されて、ふわふわとしてきたらそっと指で摘む。ふわ〜と伸びて種まで採れた時のあの感触がたまらない。コットンの葉の裏にウスバカゲロウの卵が産みつけてある。肥料や農薬に頼らず作物を育てる鍵は、生物の多様性だ。草木、虫、微生物を含めた生態系の調和が健全な土壌をつくり、空気と水を育む。そしてその調和が恵みとして作物を与えてくれる。 ふと立派に育ったコットンの根っこが見たくなり、 掘り起こしてみた。その姿に力強さと美しさを感じた。 畑は作物を育てる以上に、僕たちにエモーションやインスピレーションを与えてくれる貴重な遊び場であり学び場だ。そんな場所を少しでも多く未来に繋いでいきたいと思うようになった。 Music by SPACEE CO > SPACEE CO - Home Grown Music  

サステナブルな色

サステナブルな色

20年ほど前、大学でサステナブルデザインを提唱する教授に出会い「サステナブルデザイン=サステナブルな社会をデザインする」ってどういう事だろう?と日々悶々と自問したり、聞いてみたりと、僕なりに探求していました。当時、教授が描くサステナブルな社会は一元的な環境問題だけではなく、経済、産業、紛争、エコデザイン、ユニバーサルデザイン、、、すべてが繋がっていて、あらゆる社会問題を解決するための概念というか哲学というか思想というか、人類の向かうべき方向を示しているようで、当時20歳くらいの青々していた自分にはとても魅力的であり、大義に思えたような気がします。 で、その流れで出会った素材が「竹」の集成材で(patagoniaの店舗什器やsnow peakの家具で使われている。)、他の植物が共存できないほど生命力が強く、しかも半世紀に一度一気に花を咲かせそして一気に枯れるという、謎めいた生態系も込みで魅力的な天然素材。そんな竹素材を使った家具作りにハマっていました。 というわけで今季、個人的にも思い入れの強い素材、竹の「炭」で染めたボタニカルダイTeeをリリースしています。いわゆる黒Tほどの黒ではありませんが、ぼくらにとっての黒、とてもいい色なので是非ご贔屓に!もちろんグレーもいい色です!(工場長) > Organic Cotton Botanic Tee

ALL DAY MUSIC #14

ALL DAY MUSIC #14

このMIXの一曲目にかかるタラフ・ドゥ・ハイドゥークス(Taraf de Haidouks)の笛奏者のゲオルゲに縦笛を売ってもらったことがある(それではミックスの再生ボタンをポチ!)。タラフが「Band of Gypsies 2」を引っ提げて日本にツアーで来た時のことである。ロマ・ミュージックにどんどんはまっていったきっかけがタラフだったので、この日のライブは本当に忘れられない。ロマ・ミュージックを簡単に説明すると、ロマ民族の音楽、つまりはジプシーと呼ばれてきた人たちの音楽だ。ロマというのは(諸説あるが)一般的にはインド北部の民族で、その人たちがヨーロッパに向かって移動し、そうすることでその土地の人や音楽とロマの人たちの音楽が融合されて豊かな音楽を形作っている。そのことは映画監督のトニー・ガトリフが撮った「ラッチョ・ドローム」という映画に詳しく描かれている。 「Band of Gypsies 2」はルーマニアのロマであるバイオリンなどの弦楽器中心のタラフと、マケドニアのロマでブラスバンドであるコチャニ・オーケスター(Kocani Orkestar)との合作で、その2つのバンドが日本にやってきたのだ。コンサートホールの大きなステージに所狭しと総勢20名程のおっちゃんたち。そのおっちゃんたちがひとたび楽器を鳴らし始めると、それはもう心が揺さぶられないはずがないような音楽を奏で始めるのだ。迫力も繊細さもこの大人数で綺麗に表現していく。どの奏者もめちゃくちゃうまくて、どんだけの時間を楽器と共にしてるんだと思った。そしてその中でもすごくかっこよかったのがゲオルゲだった。コチャニの迫力あるブラスの横で、ちっちゃな縦笛を吹いている。でもその存在感たるやもう僕は衝撃を受けた。もうそれが見れただけでも大満足のライブだった。コンサートホールという事もあり、椅子に座っておとなしく聞いていたが、どれだけ踊りだしたかったか。 そんな時間もあっという間、ライブが終わり、興奮も冷めぬまま名残惜しくホールから出る。するとエントランスの方から何やらお祭り騒ぎが聞こえてきた。もしや!と思いエントランスを見に行くと、先ほどまでステージにいたコチャニがエントランスでブラスを奏で、帰ろうとしていた観客たちともみくちゃで音楽をやっていた。そこで奏者はチップをねだり、踊っているものはチップを渡す。そこにいるみんなめちゃくちゃ笑顔。こういった光景が思い描いていたこの人たちのライブだと思い、僕もその熱狂の渦に入っていった。そしてその中にゲオルゲもいた。「5000円」と書かれたA4の紙と木製の縦笛を掲げながらウロチョロしていたのだ。それを見つけた瞬間に遠くにいた僕は手をあげてぐいぐいと近づいて行った。「それを買うのは俺だ」と(それでは音楽をお楽しみ下さい)。(店主) > ALL DAY MUSIC #14 - Mixed by XXXSMALL

自分の色

自分の色

自分の色を考えてみた。昔は赤が好きだった。赤いラインのスーパースターに赤いファットレース。赤いカンゴールハットを被ってグレー地に赤いラインのアディダスのセットアップ。その上に赤いダウンベストを着て、ファットなゴールドチェーンを首から掛けて夜な夜なパーティーに繰り出す。文字にするとなんかすごい。でもそれくらい自分の色は赤と思っていた。がしかし、いつのころからか赤紫色が自分の色になっていった。家には赤紫色の服や靴、帽子が増えている。同じようにパキっとしたブルーより、だんだんネイビーが好きになっている自分を見ていると、人生においての秋の時代が来たのかなと思う。たしかに昔は夏か冬が好きで、春や秋、特に秋はおまけ位に感じていて、夏と冬の合間じゃんと侮っていた。そんな自分が40歳になって思うのは、やっと秋の良さがわかってきたってこと。いつから赤紫色の服を集めだしたのかは覚えていないけど、無意識にその感情に揺すられていた気がする。 今年のボタニカルダイの植物はヤマモモ。その実から赤紫色(以下ワイン)、オレンジ(厳密にいうとピンクオレンジ)、ピンクに染めている。TシャツにあってロンTにない色がピンク、ロンTにあってTシャツにないのがオレンジ、ワインはどちらにもある。とてもいい色。 10月のハロウィンが終わると街はすぐにクリスマスを意識しだす。最近は特に顕著な気がする(クリスマスケーキの予約の告知早すぎ!)。なんだか11月がないがしろにされてる気がする(11月にしてみたら大きなお世話だと思うが)。そんな11月のある日公園で紅葉を見た。カラフルで賑やかで気候も穏やかだったから優しい気持ちになった。いい感じ…。てことで小さな Good Vibesを日々見つけてます。それにしてもボタニカルダイのシリーズをずらりと見てみると、紅葉を見ているようでとても楽しい。俺も大人になったな 。(店主) > 4/5 Sleeve Tee "Bayberry Dyed"

いい感じ

いい感じ

えぇ、『GOOD VIBES』。訳すと「いい感じ」。「いい感じ」っていっても人それぞれだと思います。あたくしはそれを「いいじゃん!」と採りまして、今回はその「いいじゃん!」の話を少し... はじめてその親父と出会ったのは高校の時。友達に連れられてその店に入ったんですね。きったない古着屋でね。古着屋っていうか、古着が店を占拠してる感じ。親父もね、商売する気がないんだ。服見てるとね「とりあえず座りなよ!」つって、奥にある机に通されてね。あれよあれよとパイプ椅子に座らされてるの。でもその椅子に座っちゃうとね、もうその店の一部に自分がなっちゃうっていうかね、とにかくその店に居ついちゃう。親父が座ってる後ろにはジーパンがうずたかく積まれていてね。下の方のジーパンを引っこ抜こうとするもんなら「やめろよ!あぶない」って言われる始末。そんな店にね、あたくしも気づいたら20年くらい居ついちゃった。そこにいるといろんな人間がやってきてね、そりゃあ面白い。テキ屋のおいちゃんから芸人さん、大学教授から中高校生、親父の教え子(親父は元中学校教師)、飛び込みの営業マン(後にバベルブロックを製作してもらう)までいたりして、とにかくそこではみんな普通に交流しててね。世代を超えて話ができる何とも不思議な場所だった。ほとんどの人がそこに服を買いに行くってよりか、親父に会いに来てる感じでね。なんも買わずに帰る。そしてとにかくあたくしはいろんな話を親父にぶつけてましたね。失恋話や下ネタ話、思想のことから学生運動の時のこと、そして音楽についてなどなど、外が暗くなるまでよく親父と話してましたね。例えば自分の中でちょっとした悩みが膨らむときあるでしょう、それが頭の中に膨らんできたら親父のところに行ってぶちまけるの。こっちは必至ですよ。でもね、だいたいどんな悩み事を親父に言ってもまず帰ってくる言葉は決まってて「いいじゃん!いいじゃん!」ってだけ。こっちは拍子抜けする。でもね、その言葉になんか説得されるんだ。そっか、そんなもんなのかって。それで何となく軽くなって家に帰って明日がくる。そんなある日、突然店をたたんじゃってね。寂しかったけどしょうがない、継ぐこともできないしね。そんでたまに振り返ってみると、あのごちゃごちゃした店の中で親父とたくさん話をしたはずなのに、なに話したかほとんど覚えてないんですよね。でもあそこの、居心地の良さと親父が寡黙に本を読んでいる姿はしっかりと覚えてる。あと「いいじゃん!」。そして何より言えることは、あの店の空気をたっくさん吸い込んどいてよかったってこと。 というわけで「GOOD VIBES ONLY」なラグランTEEの登場です。このラグラン、フリーダムスリーブを採用していて、肩回りがとても自由に動かせるとてもグッドなやつです。これを着とけば、私もあなたもグッドなバイブス間違いなし。ぜひ!(店主) > Raglan Sleeve Print Tee "Good Vibes Only"

3年越しの種を播く

3年越しの種を播く

3年前、紡績屋さんからのお誘いで、東北コットンプロジェクト(津波による塩害で、稲作が困難となった農地でコットンを育てる)の収穫のお手伝いに宮城へ行った。その時にもらった種をようやく播く時がきた!と意気込んだものの、播こう播こうと思っただけで過ぎた3年越しの種。そもそも芽が出るのかも分からないので目標を立てる。まずは来年の種を採れれば良し!夢はもちろんLIKE THIS FARM産のオーガニックコットンTシャツ!これ以降の更新がなければお察しください、、

The Son Seals Blues Band : The Son Seals Blues Band

The Son Seals Blues Band : The Son Seals Blues Band

 ブルースは誰のもの?  黒人のもの?ギタリストのもの?アメリカのもの?男のもの?労働者のもの?発生に人生背景・環境が根深く影響を与えている音楽ほどそういった「誰のもの?」という保護しようとする動きがあると思うんだけど、それが音楽に一定の敷居を生んでしまうんだと思う。そしてその「敷居」は一旦できると、またぐのは用意ではない。  ブルースも2020年の今を生きる僕らにとっては中々たどり着くのは難しい音楽のひとつだと思う。ただ我々ALL DAY MUSICの信念は、敷居をどれだけ取っ払って今の自分たちの生活にその音楽をフィットさせるか、ということ。 どれだけ自分たちなりの楽しみ方をできるのか、という事を提案していきたいんだよね。 例えばマーティン・スコセッシの映画を見終わった後に、ロックグラスで普段飲まないウヰスキーを嗜む。そういう瞬間を大事にして、レコードに針を落として、人生を豊かに。   本日ブログでレコメンドさせてもらうのはThe Son Seals Blues Band。ドラムもこなすギタリスト、サン・シールズのタフでファンキーな1stアルバム。気になる方はリンクから視聴してみてください! SHOP>The Son Seals Blues Band : The Son Seals Blues Band  一日中音にまみれていたい、そしてその喜びを分かち合いたい、そんな音楽の魅力にとりつかれたALL DAY MUSICのメンバーたちがディグしてきたヴァイナル一覧はコチラから>USED VINYL

Dorothy Ashby ‎: The Fantastic Jazz Harp Of Dorothy Ashby

Dorothy Ashby ‎: The Fantastic Jazz Harp Of Dorothy Ashby

 ハープ演奏を聞くことはクラシック音楽を嗜む方々以外には中々ないんじゃないでしょうか。そもそもハープって何?って人の方が多いと思います。自分がハープで思い浮かべるのは人魚やどこぞの王国の姫だったりするのですが、浮世離れした幻想世界の女性が弾いている、というのが共通イメージです。優雅の象徴というか・・・  およそ現代のポップ・ミュージックでは中々お目にかからない。そもそも大衆音楽としてのポップ・ミュージック・バンドに気軽にハープを取り入れようとする発想は、かなり奇をてらわないかぎり出てこないんじゃないでしょうか? と、ハープのもの珍しさについて触れてみましたが、 JAZZの世界では数こそ少ないもののハープ奏者がいましてその中でも代表的なのがドロシー・アシュビーです。  彼女は元々、ピアノ奏者だったのですが、なんと21歳という若さでハープ奏者としての道を決断したそうです。試行錯誤と実験、フリースタイルが当たり前の中でもかなりブッとんだ選択だったんじゃないかと想像します。ハープという楽器のドリーミーな音色が奏でるシンコペーション、それを支える太いウォーキングベース、Swingしたドラム・ブラシ奏法との絡み合いがめちゃくちゃ素敵です。どうでしょう?聞いてみたくなったんではないでしょうか?  「百聞は一見にしかず」ならぬ、百の御託も一聴で吹き飛ぶってことでレコメンド曲を是非聞いてみてください! SHOP>Dorothy Ashby ‎: The Fantastic Jazz Harp Of Dorothy Ashby 一日中音にまみれていたい、そしてその喜びを分かち合いたい、そんな音楽の魅力にとりつかれたALL DAY MUSICのメンバーたちがディグしてきたヴァイナル一覧はコチラから>USED VINYL

Mystery : Rah Band

Mystery : Rah Band

 98年ごろ、渋谷ハーレムで「ILL-CENTRIK FUNK」というエレクトロヒップホップのコンピアルバムのリリースパーティーにRammellzeeがゲストで来るというので、先輩に「絶対に来た方がいい!」と言われ、受験生だった僕はパジャマみたいな格好で原チャにまたがり1時間ほどかっ飛ばして(時速30キロでね…)向かった。その日のパーティは今でも忘れられない。はっきり言ってRammellzeeのライブは若い僕にはすごさは分かったけど、どこかピンと来なかった。でもその日に聞いたLATIN RAS KAZ(以下カズさん)のDJがその後の僕をがらりと変えた。僕がHIP HOPの洗礼を映画『JUICE』で受けたとするなら、カズさんのDJで音楽の洗礼を受けたのだ。HIP HOP(ていうか音楽)はもっと自由でいいんだっ!って思えた日だった。96年頃のHIP HOPに魅せられ、HIP HOPをDIGしていた僕は、レコード屋に行って、いろんなジャンルの棚にまでどんどん手を伸ばしていった。レコードをDIGする楽しさがどんどん高まっていった  そんな時に手にしたエレクトロのコンピの中にRAH BANDの『Messages From The Stars(今回セレクトしたアルバムには入ってません)』で、それからRAH BANDをDIGし始めた。その時友達とかに「最近何聞いてるの?」と聞かれればRAH BANDと答えていた。 それで、このアルバムをセレクト。どの曲も思いでいっぱい。名曲の『Clouds Across The Moon』をはじめ、『Are You Satisfied?』などの心にグッとくる。『FLOAT』はサンプリングもした。イナタさも少し感じるけど、上品な音楽で、どの曲にも物語を感じる。ひとつひとつの音色も気持ちいいRAH BAND。だから好き。  嬉しいことにカズさんとその後仲良くなり、家に遊び行って貴重な映像や音源を聞かせてもらったり、一緒にレコード買いに行ったり、イベントで一緒にDJさせてもらったりした。ある日「最近RAH BANDが好きで…」というと、周りの友達にはその名が全然通じなかったのに、カズさんから「RAH BANDはもともと映画音楽をやってたリチャード・ヒューソンっていう人が、一人でやってるんだよ。『小さな恋のメロディ』とかのサントラもやっててね。あ、そのサントラもいいよ」と教えてくれた。「さすが師匠!!!」と心で叫んだことを今も忘れない。なるほど、映画のサントラなどもやっていたから、音で世界観を作り出すのがうまいのか。 SHOP>Mystery : Rah Band 一日中音にまみれていたい、そしてその喜びを分かち合いたい、そんな音楽の魅力にとりつかれたALL...

Ca$hflow : Ca$hflow

Ca$hflow : Ca$hflow

 「アルバムの中に一曲でもドンピシャな曲があればラッキー」と言っていた僕ですが、このアルバムは全部いい。つまり最高なアルバム。はじめは名前で釣り上げたと思う。歌もそうだけど、たまにはいるラップがすごく好き。80’s FUNKの名盤ですよこれは。80’sの音源が好きな理由としてはやはりシンセサイザーと808(と909)ビートが大きい。生楽器も好きだけど、シンセサイザーは音色を作るという事にすんごく惹かれる。作曲者が、「あーこの音いいね~」とか首振振りながら腰をくねらせて作ってんだろうなと思うだけでも楽しい。ソリッドでメリハリの利いたダンスチューンやスケベーな甘い曲も、自分の想像した音色を作って作曲する。例えばあれ、ディズニーランドのエレクトリカルパレードとか音色が最高ですよね、もちろん曲もだけど、その音色にした人のセンスに惹かれる。  この年代のFUNKに取り込まれたきっかけは忘れもしないCAMEOの「WORD UP」。そのCAMEOの中心人物、ラリー・ブラックモンの秘蔵っ子としてデビューしたのがこの人たち。だからなのか間違いないイナタさがこのアルバムには随所に光っている。イナタさ?イナタさの説明はすんごく難しいです。相当感覚的なところなんだけど、言葉にするならぁ…まず地味であること、かといって地味すぎない。時に派手さを武器にして、かといって派手さに頼らない。階段をかけ上るように分かりやすく気分をあげさせるのではなく、そろりそろりと階段を上り、ちょっと降りてまた上がってみたりしてたら「あれ!?なんかちょー気持ちいい!」といつの間にか気分が上がってたみたいな、そんな感じ。まあ書いていてもよくわからなくなってきたので、とにかくこのアルバムを聞いてみてください。そしてみんなそれぞれのイナタさを胸に抱いてかみしめてほしい。(CAMEOの「WORD UP」もぜひYouTubeで検索してください。初めて観たとき、本当に衝撃的だった)。 SHOP>Ca$hflow : Ca$hflow 一日中音にまみれていたい、そしてその喜びを分かち合いたい、そんな音楽の魅力にとりつかれたALL DAY MUSICのメンバーたちがディグしてきたヴァイナル一覧はコチラから>USED VINYL

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